北限のブナ林自生地 黒松内 ①

2014年10月18日 15:16

                    

   北限の歌才ブナ林  入口                          中央のブナ 径約1m

 

 昨年9月初旬、日本のブナ林・自生地の北限である北海道・黒松内町の歌才ブナ林に行ってきました。場所は渡島半島で、長万部から日本海側の寿都に向かって函館本線が北上し、20㎞ほど先で北東方向に曲がる、その辺りです。ブナセンターに立ち寄ってガイドマップを貰い、往復1時間30分ほどの散策路を巡ってきました。
 歌才ブナ林の平均樹齢は150年、最も太いブナ径136㎝で、本数は約1万本あるとのこと。ブナについては白神岳登山で、また群馬県・玉原の山奥でブナ林復元作業をしているので、大きなものは見慣れています。しかし当地のブナは樹高があり太いものも多く(右写真手前のブナ径、約1m)、ここは本当に北限ですかと、彼ら(ブナ)に尋ねたくなりました。このブナ達は気候に順応して、さらに北上していくのではないかと思いました。
 飛行機は好みでないので、フェリーで新潟から小樽へマイカーを載せて、実質道内2泊、旅程5日の旅でした。