草津森林セラピー基地とロイヤルコース

2014年10月21日 15:09

 

 日本3大名泉の一つである草津温泉は、年間300万の人が訪れます。その周囲にある国有林の作業道が吾妻森林管理署によって、「草津森の癒し歩道」として3コースが整備されました。そのうちの一つ「ロイヤルコース」は、2006年から毎年春にアカマツのチップが敷かれて、柔らかな感触が得られる散策路となっています。この年には第1回目の「草津森の癒しトレーナ養成講座」が開催されました。


      

春恒例のチップ敷き作業           スキルアップ研修、同コース、

   ・・・ロイヤルコース         ・・・そよ風の広場


 また当コースは、カラマツとミズナラ・カエデなどの広葉樹との混交林で、明るく見通しが効き、「そよ風の広場、サワラの広場、傘モミの広場」と心地よい3つの安らぎポイントがあり、ここには森林セラピーのための森の雰囲気・要素が全て揃っています。そしてこのコースは天皇皇后両陛下が散策されています。

 なおこの「草津森の癒し歩道」は2009年8月に、「サイクリングコース」において、森林セラピーソサエティによるセラピー基地認定実験が行われ、翌2010年4月に草津森林セラピー基地に認定されました。